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書式設計に関するFAQ

帳票デザイン時のテクニックや疑問点に対する解決方法を紹介します

書式作成方法解説

集計横開き帳票(グラフ付)の書式解説

利用機能 : Excel,xReportタグ / 書式機能設定


データファイルの内容を月別に集計しながら年度別に横開きをし、
前年対比(単月と累計)をして
それをグラフ化する帳票です。

xReport「Demo」フォルダー内にある下記ファイルに関連します
書式ファイル A_月別前年対比売上推移グラフ.xls
データファイル A_出荷明細データ(1000件).xls

1.最終的な出力イメージ

2.EXCELのデザイン



  この書式のポイントは以下の通りです

  1. 月別に集計された明細は月の数(最大12件)だけできますので、Dtlブロックに設定します。
  2. 年度別の横開きをするには「集約する項目」で指定した「金額」に¥nを付けたものです。2年分しか想定していません。
  3. 前年対比単月は「=IF(D7="",0,IF(F7="",0,F7)/D7)」の式を設定しています。
  4. 前年対比累計は「=IF(AF7=0,0,IF(AG7=0,0,AG7)/AF7)」で、欄外で「SUM」関数で集計したものを参照しています。SUM関数についてはマニュアルを参照してください。
  5. 合計Dttブロックでは「TOT(金額¥1)」, 「TOT(金額¥2)」の関数で合計を取っています。
  6. グラフのデータの範囲は絶対アドレスで上の表を指定しています
    グラフはDttブロック内に置きました。明細ブロックと重なりますので、横には置けません。
    EXCEL出力を前提なら、別シートにグラフを設定もできます。


3.機能設定

①    集約設定

月別に金額を集計します。「横展開キー項目」に「年度」を指定します。年度はコードと名称がおなじですので、どちらも「年度」です。

 
②    小計・ソートの設定

月を昇順に並べますので、以下の指定になります。

もし、4月から初めて3月まで並べたいということでしたら、4月が一番小さい「月コード」を作って指定します。


③    小計等の条件

「小計の出力設定」では以下のように「PageEndの位置まで空打ち」を指定してください。この指定があると月数が12カ月に満たないときも、12か月分の枠を打ち出します。「PageEnd」とはEXCELデザインのピンクのコメント「Dtl:#PageEnd」のことです。それ以外の設定は必要ありません。

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