ソフトブレーン社のCRM/SFA/MAツールの「eセールスマネージャー」のデータと連携します。
目次
サンプルケース
eセールスマネージャーのトップページにある案件メニューから、部署の見込み案件リストが表示できます。
xDBで接続し、このリストのうち見込み確度が60%以上の案件について、担当者の詳細情報を追加したデータをExcel出力してみます。
クエリの作成
メニュー「クエリ関係」→「クエリ作成と登録」画面で、「対象システム選択」ボタンをクリックし、あらかじめ定義したe-SalesManagerのシステムを選択します。
テーブル一覧が右側に表示されます。それぞれ以下の内容となっています。
- Action 活動内容マスタ:コミュニケーション
- Agency 代理店:ビジネス
- Business 案件:ビジネス
- Business_depart 案件自社担当部署:ビジネス
- Business_employee 案件自社担当者:ビジネス
- Business_emp_group 案件自社担当グループ:ビジネス
- Business_product 商品情報項目:ビジネス
- Business_type 業務タイプ:ビジネス
- Communication 活動:コミュニケーション
- Communication_action 活動内容/活動時間:コミュニケーション
- Communication_product 活動商品情報項目:コミュニケーション
- Customer 顧客:カスタマー
- Customer_depart 顧客自社担当部署:カスタマー
- Customer_employee 顧客自社担当者:カスタマー
- Customer_emp_group 顧客自社担当グループ:カスタマー
- Depart 部署:部署・社員
- Employee 社員:部署・社員
- Emp_group 社員グループ:部署・社員
- Emp_group_member 社員グループメンバー:部署・社員
- Emp_license 社員ライセンス:部署・社員
- Emp_role 社員ロール:部署・社員
- Person 名刺:パーソン
- Plan_type 案件タイプ:ビジネス
- Post 役職:部署・社員
- Product 商品:商品
- Progress 進捗状況マスタ:コミュニケーション
- Schedule スケジュール:スケジュール
- Schedule_type スケジュール種別:スケジュール
- Timeline タイムライン:タイムライン
- Todo ToDo:ToDo
案件のテーブル「Business」と社員のテーブル「Employee」を社員コードで結合します。
また、顧客テーブル「Customer」を顧客コードで結合します。
右上の「更新」ボタンでデータを取得し、目的のデータが取得できているか確認します。
設定が終わったらクエリに名前を付けて保存します
データの抽出と出力
作成したクエリから、データを抽出・出力していきます。
メニュー「DBデータ照会」をクリックし、システムとクエリを選択します。
「見込み確度」が3以上のデータが60%以上を示しているようなので、抽出条件に設定します。
「Excel出力」ボタンをクリックし出力先を指定します。
出力が完了するとExcelが開いてデータが表示されます。
案件の情報に加え、顧客名や担当社員のメールアドレス等が取得できていることが分かります。
パターンとして名前を付けて保存すれば、次回以降も同じ条件でデータを出力することができます。
拡張シートについて
e-SalesManagerでは標準のシートに加え、拡張シートを定義することができます。
xDBのクエリ作成画面でも「Customize_xxxxxx」というテーブル名で、拡張シートが参照できていることが分かります。