同社は、自社製品を輸入販売以外に、日本市場向けの製品は国内の提携会社(繊維製品やアクセサリ・雑貨などのメーカや輸入卸販売会社)に発注して国内で製造したものを販売する場合あります。
このお客様は、全世界共通の基幹システムを使用していることから、ある問題を抱えていましたが、Xシリーズを導入することで問題を解決し、現在は20ユーザー以上のxReportライセンスを導入して利用しています。
導入前の問題
基幹システムがワールドワイドで共通のため、国内企業と取引するために必要な日本独自の情報や連絡事項などを入れることができないため、発注書やスケジュール管理等のドキュメントの作成は基幹システムのデータをもとに手作りでするため効率が悪く問題視されていました。
基幹システムに日本独自の機能を付けるなどの改修を行うと全世界の拠点への影響が懸念されることから手がつけられないため、システムからエクスポートしたCSVから帳票を作成できるツールの導入することが課題となっていました。
導入にあたっての必須条件
同社が帳票ツールの導入を検討するにあたり、以下の点が条件となりました。
- 入力用データは、Excelで作成されたものである事
- 帳票は、Excelファイルで出力されること
これは、基幹システムからエクスポートしたCSVに独自の情報をExcelで追加する必要がありそのファイルから帳票を作成できることを希望していたからです。
取引先とのやり取りで変更や訂正が頻繁に行われることから、出力された帳票を後で変更できるようにEXCELファイルで生成されることが必須条件でした。
xReport採用の決め手
数種類の帳票ツールを検討した結果、以下の点が決め手となり、採用となりました。
- 入力と出力両方がExcelに対応している点
- Excelに対応している帳票ツールが他にもあったが、EXCELの関数や計算式(条件式など)をフルに使えるので複雑な帳票も作れることが分かったため。